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チーズオンザテーブルの様々な出来事を綴ります。
by cheeseonthetable
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スイス4
急に肌寒くなってきましたが、体調など崩されていませんか?
かくいう私も風邪の一歩手前…
こういうときはしっかり栄養をとって抵抗力をつけないといけませんね。
チーズはビタミンCと食物繊維以外は栄養がバランスよく入った、ほぼ「完全栄養食品」なんだそうです。
りんごとチーズを食べて、明日には元気になりたいと思います!

さて、スイスチーズのご紹介、大御所!?のグリエールとエメンタールがまだ登場していませんでした。
どちらもチーズフォンデュには欠かせないアイテムです。
スイス4_c0125822_16594390.jpgチーズ・オン ザ テーブルのいちおしは、通常よりも熟成の長い、グリエール・レゼルベとエメンタール・レゼルベ。
できのいいチーズだけを選りすぐり、10~12ヶ月間も熟成させたものです。
元のチーズが良くないと、12ヶ月もの長い熟成には耐えられないのだそうです。
あとは時間がゆっくりとチーズを極上の味わいに仕上げていくのですが、これもほったらかしではうまくいきません。
専門の熟成職人さんが、うまく熟成がすすむように手助けをして、日々手入れをし、文字通り手間ひまかけてケアされるんです。

見た目は地味なチーズですが、すごい手間がかかっているんですね。
うまみ成分も、通常のものよりもたくさん蓄積されているので、うまみがたっぷりです!

チーズフォンデュでは、グリエールはコク、エメンタールは甘味を出す役割があるといわれます。
レゼルベを使えば、ちょっとぜいたくなチーズフォンデュになりそうですね!

しかも、旨み成分・アミノ酸とカルシウムは結合すると、摂取しやすい状態になるそうです。
熟成の長いレゼルベは、旨み成分も豊富なので、カルシウム面でも頼もしいですね。
特にエメンタールはもともとカルシウム豊富な上に塩分も控えめなので、心強い感じです。


スイス4_c0125822_16574712.jpgそうそう、エメンタールって、他のチーズとはちょっと風味の傾向が違う気がします。
グリエールみたいないわゆるチーズっぽい匂いやコクはあまりなくて、ヨーグルトにも通じるような乳酸発酵系の軽い香りがします。
味も比較的淡白。

これは、エメンタールに使われる特有の「プロピオン酸菌」という菌の働きのおかげらしいのですが、実はこの菌の乳酸発酵物(つまりエメンタール)に、すごい整腸効果があると注目されているんです。*加熱せずに食べるとよいそうです。

でもこの「いわゆるチーズ」らしくない風味のせいで、そのまま食べると、「なんか想像と味が違う」と言われてしまったりします・・・
それに、塩分がチーズとしては結構少ないので、よけいにあれ?という印象になるのかもしれません。
お料理でも、減塩メニューだとちょっと食べなれない印象を受けませんか?それと同じではないかなと思うんです。

エメンタールは、アニメでよく見るチーズの形で、想像の中ではかなり「こんな味」とイメージができています。
加熱料理にした時はそうでもないのですが、そのまま食べたとき、きっと余計に「想像と違う」とびっくりするのでしょうね。

エメンタール好きの私としては、みなさんにもエメンタールを楽しんでもらいたいな、と思ってしまいます。
そこで、おすすめの食べ方を考えてたどり着いたのは、「ハムと一緒に食べる」こと!
ほどよく旨みと塩分を補ってくれるので、ちょうどいい感じなんです。

もちろん、加熱料理だとどなたでも楽しめる味になると思います。
チーズフォンデュはもちろん、チーズトーストなどにもおすすめです。

エメンタールの甘い匂い、ぜひ楽しんでくださいね。



チーズ・オン ザ テーブル 後藤
by cheeseonthetable | 2007-10-22 15:58 | (ハード)エメンタール
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